お家で簡単マッサージ

リンパマッサージ

リンパマッサージは、指先などの末端から、リンパ節に向けて脂肪(セルライト)をもみほぐしていくやり方です。リンパ節はワキや鎖骨、脚の付け根、ひざ裏、足首などにあり、末端からリンパ節に向かってマッサージ行うことで、体内に溜まった要らない水分や老廃物を、体外へ排出することができます。マッサージを行うときは、マッサージクリームを使って指の滑りを良くしたほうがいっそう効果的です。
また、マッサージを行うタイミングは、筋トレの前や入浴中が良いとされています。筋トレ前に固くなった筋肉をもみほぐしておくことで、筋トレの効果が倍増します。入浴中のマッサージは、体を温めることによって血の巡りが良くなるため効果が高まります。ただし、妊娠中や生理中は血の巡りが良くなることで悪影響の可能性があるので、リンパマッサージを行わない方が良いとされています。

腰のセルフマッサージ

腰痛を引き起こす腰は身体の後ろにあり自分ではケアしにくいかと思われますが、実はセルフマッサージをすることができます。
このときに注意することは筋肉のない腰を直接マッサージするのではなく、腰を動かすために使われている筋肉をマッサージすることです。腰を動かす役割を持つ筋肉は主に背中の広背筋とその下側にある外斜脇筋腰痛があります。実際に腰痛を発症すると、それらの筋肉が凝っていることが多いです。
広背筋をマッサージするときは腰に手を当てるようして、そのまま親指で円を描きながら上へ指圧するようにしてください。外斜脇筋の場合は右足を左手で持つなど身体をひねり、対象の筋肉をマッサージしやすい状態にしてから、広背筋と同じように親指で円を描きながら指圧していきます。それが終わったら反対側も同じようにマッサージをしましょう。

脚のセルフマッサージ

足がむくんでいて辛い、下半身太りが気になるという場合に役立つのがマッサージです。足は心臓から遠い部位ですのでどうしても血流が悪くなりがちで、疲労の蓄積しやすい部分でもあります。マッサージをすることでその疲労を回復して、むくみを改善し、脚やせ効果などを期待することができます。
足のマッサージの仕方としては、まずオイルかクリームを足裏に塗り、両手の親指を足指の付け根からかかとのほうへさすっていきます。しこりのある部分はリンパが詰まっているため時間をかけてほぐします。丁寧に一本ずつ指を回し、足の甲と県の間をリンパを流すようにマッサージします。
足首を回して血行を良くしたら、ふくらはぎを両手で下から上に10〜15回程度さすります。両手を使って雑巾を絞るように膝まで揉みほぐし、膝裏を軽く何度か押したら、太もも同様にさすって絞るように揉みほぐし、最後に足の付け根のリンパ節をプッシュしたら完了です。